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2022年11月25日の投稿[1件]

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レンガが地震に強いわけ

こんにちは!秋田ハウスです。
本日は工務課の伊藤がお送り致します。

先日、TVで東京駅の外観が取り上げられており、秋田ハウスでも大人気のカラー「ロゼ」
色味がとても似ているなあと思って眺めていました(^-^)
20221125112649-itou.png

そういえば富岡製紙場や北海道庁旧本舎も赤レンガですね!
レンガならではの重厚感ある佇まいに写真を眺めているだけでうっとりしてしまいます。
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レンガが日本に導入された歴史を紐解いてみると、当初はあまり耐震面が支持されていなかったことがわかりました。
関東大震災以前のレンガ造は、レンガと躯体の中空層をモルタルで充填する「中実積み工法」と呼ばれ、地震が起きた際に建物躯体とレンガとが
一緒に揺れて崩れてしまうことで被害が多かったといいます。
しかし、この関東大震災での被害を教訓に、レンガ積み工法が大きく見直されました。

レンガに空いている穴を利用し、レンガの内部に基礎から立ち上げた鉄筋が縦横に走っている状態にして躯体から離す「中空積み工法」にすることで、
躯体の揺れの影響を外壁材へ及ぼさないという仕組みです。
202211251126493-itou.jpg
秋田ハウスのレンガ積みも「中空積み工法」を採用しております。
躯体とレンガとの間は、地震が起きても相互が剝がれないよう、ウォールタイというステンレス製の頑丈な金物でしっかりと保持することにより、
揺れが生じても相互がくっついたまま別々の動きをしてくれます。
これにより躯体への荷重負担が少なくて済む、という仕組みとなっております。
断面をご覧頂くとよりわかりやすいかもしれません(^-^)
202211251126491-itou.jpg
レンガ=重い=地震に弱い・・とまだまだ誤解されやすいレンガ造りですが、当社の建物はこの工法により、レンガでも揺れない、むしろレンガだからこそ地震に強い家を造っております!!
レンガの建物は耐震性だけでなく、まだまだ魅力があります・・☆
気になった方はぜひお気軽にお問合せ下さい♪

最近の楽しみは・・娘と折り紙をすることです。折っている間に無心になるのがやみつきでハマってしまいました(笑)
202211251126492-itou.jpg
息子は外を眺めてまどろむのが好きなようです(^-^)
20221125112649-itou.jpg
本日は、伊藤がお送り致しました。

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