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ユーザ「伊藤」の投稿に限定した、2024年8月の投稿(時系列順)[2件]

2024年8月8日 この範囲を新しい順で読む(伊藤の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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水災補償、付けていますか?

こんにちは!秋田ハウスです。
本日は工務課 伊藤がお送り致します。
本荘の弊社事務所の倉庫に、ツバメが巣を作り雛が孵りました♪
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(いつもしっかりカメラ目線ww)
カラスに見つからないよう、少しだけシャッターを下ろした状態で親鳥に出入りしてもらっております・・・笑
ツバメというと春先に巣作りし、猛暑を迎える前に巣立つイメージでしたが、もう8月・・・。親鳥も雛も暑さに負けず頑張ってほしいです(^^)

先月7月24・25日に秋田県を襲った豪雨では、主に上小阿仁村・由利本荘市・にかほ市などが甚大な被害を受けました。被害に遭われた方々には先ずもってお見舞い申し上げます。
住宅に住まう際、火災や落雷、地震等の不慮の天災等に備えるためには火災保険への加入が必至であることは言うまでもありませんが、今回は秋田県において、火災保険での水災補償付帯率は一体どの程度のものなのか気になったので調べてみました。

損害保険料率算出機構のホームページによると、火災保険加入中の、都道府県別の水災補償付帯率が秋田県では60.6%であることがわかりました(2022年度)。
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市町村別やエリア別でのデータは出ていないため、浸水想定エリアにお住まいの世帯の加入/未加入は定かではありませんが、秋田県全体としておよそ4割もの世帯が水災保険未加入であることに驚きです。全国別に見ても本県は下から7番目・・。
そして、全国各地で水害は年々増えているのに付帯率は年々下がっているのも不思議でなりません(・・;)

下図は秋田県全域で見たハザードマップです。(国土交通省/「重ねるハザードマップ」より)
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全国に共通して言えることですが、本県でも沿岸部や河川周辺で危険度が大きくなっていることが見て取れます。
遠目で見るとわかりづらいためクローズアップしてみましょう。
手順としてまず初めに、以下4つの災害種類を選択し、
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(青で囲われた部分です)
試しに秋田市をメインに拡大してみると・・
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あくまでこの画面上での話ですが、なんと面積の3分の2以上が浸水リスクの可能性がある、という結果に。
ちなみに、浸水深さの凡例(色区分)は以下の通りです。
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昨年2023年7月、秋田市中心部を襲った豪雨災害では、浸水深さが0.5m~3.0mとなっています。そして、1年後に起きた先月の災害からもいえるように、秋田県全域が浸水・氾濫の起こりやすいエリアとして定められていることがわかります。
宅地建物取引上欠かせない、不動産業者が作成する「重要事項説明書」や「土地建物売買契約書」にも、県内の土地建物を取引する際には、以下のような留意事項が記載されることが増えてきたように感じます。
「秋田県全域が軟弱地盤である可能性があります」
「新築工事を行う際には地盤調査をし、結果により地盤改良工事を実施する必要があります」

建物の耐震対策における地盤改良工事の要不要は最重要事項ですが、今後は特に水害対策としての地盤強度の事前確認や浸水深確認も同じくらい大切になってきそうです。
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売主である宅建業者は、売買契約時の書面に市町村が発行している最新版の水害ハザードマップ(洪水・雨水出水・高潮と3種類あります)を添付し、買主の前に提示をして物件所在位置を指し、説明する義務があります(併せて避難所の位置明示・おおよその距離等も加えるとより望ましいとされています)。
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宅建業者は市町村に問合せ、もしもハザードマップが発行されていなかった場合でも、ハザードマップが無かったという旨と、照会先(○○市○○課など)についても必ず記載する必要があります。
この説明義務化は2020年8月宅地建物取引業法の改正の際発令されたばかりなので、まだまだマップの添付のみに留まりきちんとした説明をしていない宅建業者もいると聞きます・・・
上に貼った秋田県全域のハザードマップは、WEB上でどなたでも調べることが出来、細かいエリアの拡大表示も可能です。ご自身の今お住まいの地域や、購入を検討されている物件地域がどの浸水区分に該当しているのか、また最寄の避難所位置等、これをきっかけにご自身で検索してみるのも良いかも知れませんね。
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https://disaportal.gsi.go.jp/maps/?ll=39... (重ねるハザードマップ/国土交通省)
この他、各市町村のWEBハザードマップにて避難所の位置や要配慮者用施設の位置などがさらに細かく明示されています。是非「秋田市 WEBハザードマップ」「由利本荘市 WEBハザードマップ」などで検索してみてくださいませ。
ちなみに下図は由利本荘市のWEBハザードマップです。
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そもそも浸水エリアに避難所を設けている点がかなり疑問の残るところですが(二階建以上であれば別ですが、町内会館など平屋の場合も多々あるため・・)、河川の多い地域だと致し方ないのかもしれません(^^;)

最後に、お盆のさきがけハウジングパーク営業のお知らせです!
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今年のお盆はハウジングパークの休館日8/13(火)を除き、秋田ハウスは8/10(土)~16(金)とお盆期間中も休まず展示場を営業しております(^^)☆
予約頂かなくてもご案内差し上げることが可能ですが、予約頂けるとよりスムーズにご案内出来ますので、お気軽にホームページ上の「来場予約」よりメール送信して頂けますと幸いです。
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皆様のお越しを社員一同お待ち致しております♪

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お盆休み中も自転車に付き合いますます日焼けしそうな予感です。。。(;^^)
皆様、良いお盆休暇をお過ごしくださいませ。
本日は、伊藤がお送り致しました。

2024年8月22日 この範囲を新しい順で読む(伊藤の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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瓦屋根×レンガ壁のWメンテフリー

こんにちは!秋田ハウスです。
皆様お盆休暇はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はというと例年、青森の祖母の家へ行ったり、隣県へ出かけたりしているのですが今年は専ら県内で残暑を楽しんでおりました。
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ほとんど子ども中心でしたが、久々に再会した高校時代の友人とカフェでゆっくりしたりと、良いひとときを過ごせました(*^^*)
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さて、本日は瓦屋根×煉瓦壁の組合せがいかに経済的かをサクッとおさらいしていこうと思います♪
まずは秋田ハウス最大の特長でもあります、煉瓦の外壁材です。
煉瓦はメンテナンスフリーであることから、物価高騰が続く昨今、非常に経済的な建材としてますます注目されている建材です(^^)
サイディング外壁材では早ければ10年程度で腐食や剥離が生じ、外壁張替工事が必要になりますが、一方で煉瓦は素材そのものが傷んだり劣化したりすることがないため、メンテナンスの必要がございません。
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(当社のパンフレットでもメンテナンスフリーについてPRしております♪)
煉瓦の強みはメンテナンスフリーだけではございません。
煉瓦は断熱性と遮熱性を兼ね備えているため暖冷房のランニングコストも軽減されます。
独立した煉瓦壁を構造躯体から離し、空気層を設けているため暖気や寒気が直接侵入しにくい「中空積み工法」と呼ばれる構造となっており、また空気層によって外部の騒音をシャットアウトしてくれるため、室内は驚くほど静かで快適にお過ごし頂けます♪
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(施工中の一枚。通気胴縁と煉瓦の間に隙間が設けられています)
そして、耐震性が優れているのも煉瓦積みの家の強みです。
秋田ハウスで建てた住宅や展示場に初めてご来場いただいたお客様から「煉瓦は地震に強いのですか?」「煉瓦は重いので、地震の際にガラガラと崩れるイメージがあるのですが・・・」といったご質問を非常に多く頂きます。
煉瓦=地震に弱いというイメージは関東大震災の被害によって根付いてしまったと思われます。関東大震災当時は現在とは異なる「中実積み工法」で煉瓦を躯体にくっつけて積上げ、モルタルで接着するのみであったため、地震の揺れに耐えられず崩壊し、建物に大きな被害が出てしまったようです。

一方で秋田ハウスでも採用している「中空積み工法」は躯体から独立した煉瓦をウォールタイという緊結金物で離し、さらに煉瓦内部にタテ・ヨコそれぞれに50cm間隔で鉄筋を配筋しておりますので躯体の構造的外力を受けることがありません。
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これによって地震による揺れが生じた際でも躯体と煉瓦壁とで別々の動きをすることから、揺れによる煉瓦の荷重負担は無く、躯体へ影響を及ぼす事が無いため安全性が確保されております。
実際に、試験センターによる耐震試験でも煉瓦積みの家の安全性は実証されております!(詳細をお聞きになりたい方は営業担当まで・・)
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(実際の模型です)

そして、メンテナンスフリーの極めつけは・・屋根材に瓦をお選び頂くことです!
当社が主にご提案・ご採用させて頂いている瓦材メーカーでも、瓦の最大の強みであるメンテナンスフリーの利点についてカタログにて紹介しております☆
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(株式会社 鶴弥HP参照)
また、地震や台風などの天災が増えてきたことへの被害対策として、最近では多くの瓦材メーカーで製品強化がなされてきております。
防災、防水、軽量化など・・・
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(栄四郎瓦株式会社HP参照)
ちなみに、上記の瓦メーカーのM型瓦では今までは以下の5色でしたが・・・
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2024年6月から新色として下の4色が登場しております☆
煉瓦の外壁と馴染みやすいカラーが出揃っていますね!
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全体的に秋らしい色味ですね~。アイボリーの仕上がりが個人的に気になります(*^^*)
気になる方は下よりHP内をぜひチェックしてみてください☆
https://www.eishiro.co.jp/index.html

いかがでしたでしょうか?瓦も煉瓦もランニングコストがかからず長い目で見て経済的なだけではなく、昨今の気候変動や異常気象のデータを鑑みてどんどん改良化されている建築建材たち(^-^)
今後も時代情勢とともにたくさんの優秀な住宅関連建材や製品が登場することに期待していきたいと思います(*^^*)

本日は、伊藤がお送り致しました。


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2024年12月4日(水) 09時55分03秒